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    冬の肩こり



    寒さが本番を迎える季節・・血行が悪くなり肩こりに悩まされる人は多
    い。
    日常生活の中で、いくつか気をつけるだけで、症状の多くは改善される
    様だ
    ーーーーーー
    肩こりの多くは
    ●疲労●姿勢の悪さ●ストレス●寒いとひどくなる場合も
    ーーーーーーー
    肩こりはどうして起こるのか?
    ●人間の腕は関節を介して肩からぶら下がっている。腕を支える役割を
    しているのは
    首の後ろ側から肩んびかけて広がる「僧帽筋」などの筋肉だ。ここに過
    度の緊張が加わると
    筋肉の中を通る血管が収縮して血行障害が起こる。このために、筋肉に
    老廃物たまることなどが
    「肩がこった」という感覚の原因だ。
    ーーーーーーー
    肩こりを防ぐには・・・
    ●姿勢について
    アフリカの人達が、頭の上にツボを乗せている姿勢をイメージする
    ・(頭の重みが良いバランスで、脊椎の上に乗っており、筋肉に
    負担がかかりにくい)
    ・猫背になると僧帽筋などが首の後ろ側で引っ張られる形になり、筋肉
    に過剰な負担をかける
    パソコンに向かい続ける仕事の場合
    ・キーボードを体の近くに寄せてワキをしめながら作業をする
     (自然と姿勢が改善されて肩こりが起こりにくくなる)
    ・仕事の合間に時々ストレッチ運動を取り入れる
    ●冷えについて
    冷えると、筋肉が冷えて血管が収縮し、血行が悪くなる
    ・肩を冷やさないスタイルを心がける
    ・入浴時にはしっかりお湯につかり肩まで温める
    ・下着の上から肩の部分に使い捨てカイロをはっておくのも一つの手段
    ・張り薬は、
     肩に傷みがあってもお風呂に入った時気持ちが良い・・「温湿布」
     傷みが増す時は・・・「冷湿布」(薄い一般的なもの)
    *注意・・厚手で水分が含まれるタイプの冷湿布で張った部分の温度を
    1~2度ほど下げる作用があるため肩こりには望ましくない。
    ーーーーーーーーーー
    肩の傷みの中には病気が原因なものもある。
    ・肩の関節周辺が炎症をおこす・・「四十肩」
    ・深刻な病気の前兆・・・「心臓病」
    *通常の肩こりと比べ強い痛みがしつこく続くのが特徴である。思いあ
    たる場合は整形外科などの専門医へ
    ーーーーーーーーーーー
    2009.1.11日経「SUNDAY NIKKEI 健康」より

     


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