細菌とウイルス
2013年2月2日日経生活発見「その違いわかりますか」より
インフルエンザが流行しています。インフルエンザに限らず
世界中には様々なウイルスが発生し続けているようです。
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細菌
単細胞の微生物。自ら細胞を持っているので、空気中の
水分や酸素、食べ物の栄養を吸収し分裂、自己増殖する。
ビフィズス菌などの有益な細胞も多いが、悪性の細胞が、
生物の体内侵入・増殖すると、病気を起こすO157や結核
が有名である。
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ウイルス
細胞のない遺伝子だけを持つ超極小の微粒子。単体では生命力
がないので、生物と物質の中間的存在といえる。生物の細胞に
寄生して、自分の核酸を移植。宿主細胞に自分のコピーを大量
に作らせる事で増殖する。
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細胞感染の病気とウイルス感染の病気の違いは、一般的に
抗生物質が効くか、効かないか。多くの抗生物質は細胞の
発育を阻害するものなので、細菌には有効だが、細胞のない
ウイルスには無効だ。インフルエンザに感染したら、ウイルス
の増殖を抑える抗インフルエンザ薬を使い安静にするのが第一だ。
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最近大勢で集まる機会があった。90人位の人が集まり、次の日
その中で何人かの人がインフルエンザにかかったとの報告を受けた
私も軽く風邪をひいた。
自分を反省してみると、ちょっと免疫が落ちていたかな?と思った。
普段は風邪ひきさんの中にいても、自分だけ移らなかった。
でも歳を重ねるに従って、だんだん弱っている自分に気づき、より一層
健康には注意しなければ・・・と思う日々である。兎に角自己免疫を
高めるしかないと思っている。