タツノオトシゴ
2012年1月4日「タツノオトシゴ養殖に命」より
今年は辰年、実は私は「としおんな」である。何歳か?はご想像にお任せするとして、
このタツノオトシゴについて、知らなかった事が沢山ありました。そこで、
今年の初めての投稿はタツノオトシゴについてを書く事にしました。
詳しく知りたい方は日経の2012年1月4日の文化36面をご覧下さい。
タツノオトシゴは謎とかわいさに満ちた生き物で、まずこのひょうきんな姿そして、魚類
なのに、立って泳ぐ。最大で20〜30センチ。1300万年前の化石が発見されている事は種と
して力強いく真っ黒な皮膚が時によって黄金色になるなど、まるで、忍者の様。最大の謎は
雄が妊娠し子供を生む。求愛すると雄も雌も体が白っぽくなり、雄はおなかを膨らませて尾
を絡ませる。やがて2匹はキスをするかの様に口を合わせ、おなかをつけて雌が雄の中に産卵
する。その瞬間2匹はハート形になる。タツノオトシゴは実に平和な生き物で、いつもたくさん
の個体が尾を絡めて仲良く遊んでいる様だ。又環境のバロメーターでもあり、海藻が減った海
では生きられない様だ。
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昨年は日本にとって大変な年であったので、今年はこのタツノオトシゴにあやかって、平和で
仲睦まじく愛情いっぱいの年である事を祈りたい。