糖尿病でも満足おせち
国内に約2,200万人とも言われる糖尿病の人にとって、血糖値のコントロールが最も難しいこの時期ですが、糖分や塩分カロリーを上手に抑え、美味しく食べられる正月料理のヒントです。
★見た目の工夫
雑煮・・大根などをお椀の下にしく。(汁の量を減らせて塩分摂取を抑えられる)餅は一つでは物足りない時は二つに切る。
黒豆・・金ぱくやきな粉をふりかけ見た目を鮮やかに
おせち料理は保存がきく様に糖分や塩分が強めが多いので、みそを減らして豆乳を入れたりして工夫
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だしを使ったリフォーム術
◉既製品を購入した場合
水1リットルに対して昆布10gとかつお20gで濃いめのだしをとる。そのだしを弱火で10~15分ほど煮含めると塩分や糖分をかなり減らせ風味は損なわずに済む。
◉煮物の場合
煮物材料の総重量に対して塩分が1.2~2%,砂糖が4~6%が理想
醤油小さじ1杯(5g)に含まれる塩の量・・1g
・里芋500gを煮る場合・・2%程度の塩分が適量・・塩10g入れる。醤油を入れる場合はその分をさし引く。
みりんも同じ様に30%の糖分を含むので、大さじ1杯(18g)には6gの砂糖が入っていると覚えておこう
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うまみで塩分補う
・オイルははけで素材に少し塗るなど調味料として風味付けに使うのがコツ。
・和風だし、ベーコン、カツオ、チキン、ほたて、酵母などのエキスを利用
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もういーくつ寝るとお正月〜
私も明日からお正月料理を作ろうと思っています。糖尿病ではなくても、この様な方法を身につけておけば、家族の健康を預かる主婦としては万全かな?とにかく、少量でも楽しい食卓にして、一年をしめくくりたいものですね〜
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2009/12/27「SUNDAY NIKKEI」健康面より