肌が乾燥今の季節
空気が冷たく乾燥する冬場は、年齢や性別を問わず肌の乾燥に悩む人が
増える。
特に高齢者は症状がひどくなると、足などにかゆみや湿疹が出やすい。
●保湿は入浴後30分以内
●暖房も大敵 定期的に窓開けて
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正しいスキンケアの方法
●洗い方
・低刺激性、弱酸性の液体洗浄料を使う。殺菌作用のあるものは使わない
・手などで洗浄剤をよく泡立ててから顔や体を洗う。
・濃い洗浄剤を直接肌に触れない様にする。ボディシャンプーなら
20倍に薄める。
・かさつく部位は毎日洗う必要はなく、数日に一回で十分。
・よくすすぎ、ふき忘れがないように
・ナイロンタオルやボディブラシは使用しない。綿などのボディタオル
を使用。
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●風呂
・熱い風呂に長風呂は避ける
・保湿剤入りなど入浴剤を使う
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●保湿
・洗顔後3分以内に保湿剤などを塗る
・乾燥している部位は1日数回保湿剤を塗る。塗り過ぎによる副作用は
ない。
・保湿剤は皮膚の割線方向に沿ってしっかりすり込む。
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ステロイド薬は部分的に
肌の乾燥がひどく、かゆくなる状態を乾皮症と呼ぶ。空気が乾燥し始め
る11月ころから起こりやすくなる。もともと肌の水分量が少ない
高齢者に多い。かゆみを伴うので、どうしてもかいてしまい、皮膚に丸
いコイン型のぶつぶつした貨幣状湿疹が出来る。そのまま放っておくと
表面がジクジクしてきて全身に多発する皮膚炎が起きることもある。治
療には塗り薬を使うが、まずは皮膚をちくちく刺激する服を着ない、体
を洗いすぎないなどの方法で肌に刺激を与えない様にする。塗り薬は、
乾燥している肌全体には低刺激の保湿剤を使い、かゆみのある部分だけ
上から重ねてステロイド薬を塗る。症状がひどい場合は、抗アレルギー
薬を飲むと良くなる。アトピー性皮膚炎の人や、花粉症などのアレル
ギーの人では一気に全身に広がる事もある。そうなる前に「早めに皮膚
科の医師に相談」しましょう!!
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詳しくは↓
2009年1月31日日経プラスワン「健康生活」面を一読くだ
さい。