♪あの子どこの子タケノコちゃん
●たけのこの選び方・保存方法
形はずんぐりしていて、ずっしりと重いものを選びます。皮にツヤと
湿り気があり、頭が黄色く開いていないものが新鮮なたけのこ。頭の部
分が緑色になっ
たものは、陽にあたり育ちすぎて、えぐみが強く固くなっています。根
元のイボイボは少なく、赤い斑点のないものを選びましょう。写真のた
けのこは、
ちょっときれい過ぎますね。(^-^;)
たけのこは、時間がたつとえぐみが強くなるので、すぐにアク抜きを
しておきます。すぐに使わない場合はゆで汁と一緒に密閉容器に入れて
冷蔵庫で保存し
ます。
●たけのこのアク抜き
新鮮なたけのこは生でも食べられます。しかし、お店で買ったものは
収穫から時間がたっているので、アク抜きが必要です。たけのは、時間
とともにえぐみ
が強くなり、香りが抜け、固くなってしまうので、早めにアク抜きをし
ましょう。
たけのこは外側の皮を2〜3枚取り、あとは皮のまま水洗いし汚れを
落とします。次に頭の部分を斜めに切り落とし、皮の部分に縦に1本切
れ目を入れま
す。鍋にたけのこがかぶるぐらいの水と米ぬか一握りと唐辛子2本程度
を入れ、たけのこが浮かないように落とし蓋をして1時間ほどゆでま
す。ゆで具合を串
を刺して確かめ、火を止めてそのまま自然に冷まします。
皮にはたけのこを柔らかくしてくれる成分が含まれているので、皮ご
とゆでるのがポイント。米ぬかを入れるのは、たけのこのえぐみの成分
を取るためで、
米ぬかがない時は米のとぎ汁で代用します。
かぶ料理
かぶのえびそぼろ煮
材料(3〜4人分)
かぶ(葉つき)・・5個
えび・・200グラム
えびの下味ー酒・大さじ1ー塩・少々
しめじ・・1/2パック
煮汁ーだし汁・2と1/2カップーみりん・大さじ3
ーしょうゆ・大さじ1 ー塩・小さじ2/3
水溶き片栗粉(混ぜておく)ー片栗粉・・大さじ1と
1/2ー水・・大さじ3
作り方
かぶは茎を1〜2センチ位残して切り、皮をむいて縦半分に
切る。茎の根元に土が残っていたら水に5分ほどさらしてから洗
う。葉は軽くゆで、冷水にとってさまし幅5ミリに切る。
えびは殻をむき背わたを取って、包丁で長さ1センチに切り、
ボールに入れ下味の材料をふって混ぜる。
しめじは根元を少し切り、長さを半分に切ってほぐす。
鍋にだし汁とかぶを入れて火にかけ、煮立ったら火を弱めて、ふたをし
10分ほど煮る。みりん・しょうゆ・塩で調味し、5分ほど煮てし
めじを加え、しんなりするまで煮る。
えびを加えて色が変わるまでさっと煮、水溶き片栗粉でとろみをつけ
る。最後にゆでたかぶの葉を加えてひと煮し、出来上がり!
(一人分96Kcal、塩分2グラム)
冷たくして食べてもおいしぃー!!
体の調子に合わせてご飯を作る1
今日は胃が弱っている人必見!!
かぶの根の部分が胃の不快感を取り除くようです。根と葉では成分が違
うようで、胃の不快感を感じるときは、かぶをやわらかく煮たものを食
べるとすっきり!(煮る時は茎を1センチ位残して料理してくだ
さい。)かぶの根に含まれるでんぷん分解酵素のアミラーゼは弱った胃
の消化機能を助けます。葉の部分はカロテン・ビタミンB2・ビタ
ミンC・カルシウム・カリウム・鉄・食物繊維などの成分が豊
富!葉の部分も捨てずに料理しましょう!
大根おろしを食べると胃がすっきりしませんか?これはかぶにも出てき
たでんぷんアミラーゼ、脂肪分解酵素リパーゼ、たんぱく質分解酵素プ
ロテアーゼなどさまざまな酵素のおかげで胃の消化機能が改善されると
ともに、一緒に食べたものの消化が促進されるからだそうですよ!大根
もまた葉にたくさんの成分が含まれているので捨てないでね★