”食”を考える
私の小さな孫は、丁度一才になりました。小さな歯がはえ、笑うと、白い歯と鼻の頭にしわが、彼女のチャームポイントになっております。
思い出すと、この子の離乳食の始まりの時、食卓に座ると、泣き出し、食べる状態ではありませんでした。母親の娘が悩みました。どうしたら
泣かずに楽しく食事をしてくれるか?と・・離乳食という言葉の重さが”楽しく食べる”という行為の邪魔をしていた様です。この子がおいしいと思って
食べられる物は何かしら?と考え、いくら幼い子でも味のない、もたもたしたのどごしの食べ物を美味しいと食卓に座るはずがありません
大人と同じとは言いませんが、味を薄くつけてみました。そうすると、楽しげに「にこにこ」と大きな口を「あーん」と開けるのです。そして、今
では、大人も顔負けくらい沢山食べています。「大丈夫?」とおもう位いです。娘のこの孫のお陰で、料理の腕を上げました。
先日外食をした時のメニューの中に彼女に作れる一品を見つけました。
また大きなお口を「あーんぐり」と開けてくれるかしら?
そしてそれを見守る家族の眼も幸せそうです。このランチのひとときをいつまでも大切にしたい・・とおもいつつ