ボブ・コーリュー国際会長メッセージ
2016~2017年度国際会長
2017年ライオンズの力が終結
最近、キャシー・シングルトン女史はライオンズ国際協会宛にEメールを送りました。彼女が米国・ミズーリ州スプリングフィールドの小学校1年生だったとき、ライオンズクラブは彼女に眼鏡を届けました。彼女から次のような素敵なメールを頂きました。「初めて木々の1つ1つの葉っぱが明瞭に見えたときに感じた喜びは今でもよく覚えています。この世界に存在する無限の美しさを見ることができて心から感激しました」。「皆さんが私にしてくれたように、これからも他の多くの子供たちへのご支援を心より願っております」。
もちろんです、シングルトン女史。私たちは次の100年に向けて、これまでの100年と同様、これからも子供たちはもちろん、大勢の人々に奉仕活動を行ってまいります。100周年の年を迎え、過去に敬意を払うと同時に、将来の協会の発展に向けて取り組んでいきます。
ライオンズの長い歴史の中で、私たちは個人に対してだけでなく、しばしば地域社会全体に対してもインパクトを与えてきました。1964年の地震と津波で破壊されたアラスカ州のアフォグナック島では、住民のために新しい町を建設しました。また、牛で有名なテキサス州は非常に乾燥した土地で、町は頻繁に発生するプレーリーの山火事の脅威にさらされていました。そこで、リーキー市のライオンズは5年前、消防車を備えた消防隊を組織し活動を開始しました。さらに遡って1925年、ペンシルバニア州ヨーク市のライオンズが、学校不足の懸念から、豊富な蔵書を備えた巡回型の図書館の運営を始めました。過去100年のライオンズの出来事のページには、このような生活や暮らしを変え、時には生命を救うよう活動事例が数万件も記録されています。
私たちの100周年奉仕チャレンジの目標は、2018年6月までに1億人以上の人々に奉仕することです。現在、この目標に向けて順調に進んでいます。所属のクラブもぜひ「ご参加」ください。また、他の方法として、家族や友人を誘って一緒に奉仕活動を行ったり、地域社会でレガシー・プロジェクトを企画して、100周年記念を祝いましょう。参加方法については、Lions100.orgをご覧ください。
私は100周年記念の年に会長に就いたことを光栄に思います。大きな歴史の中で、皆さんがこの特別な瞬間にライオンあることに少しでも感動していただければと思っています。私たちは当協会の継続的な発展と強化に尽力することにより、今日の奉仕活動は何十年も先に影響を及ぼし、未来の世代により良い姿のライオンズクラブを残すことができます。
ボブ・コーリュー
国際会長
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