いろは歌
色は匂へと
散りぬるを
我か世誰そ
常ならむ
有為の奥山
けふ超えて
浅き夢見し
酔ひもせす
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いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねならむ
ういのおくやま
きょうこえて
あさきゆめみし
よいもせず
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このいろは歌はもともと「夜叉説半偈」という死を説いた
短いお経を訳したものだそうです。訳者は不明だが、
同じ音を2回使わずここまで見事な歌にしまったのは神様
の仕業というしかない様である。平安時代後期と思われるが、
私も幼い頃から、聞いていて、なんとはなしに知っていた。
だが、漢字まじりの歌は初めてである。
いやはや、日本文化は奥深いものである
クータン
posted at 2012/06/22 20:11