9月地区コーディネーターメッセージ
2015/09地区ガバナーメッセージ
331B地区 ガバナー 奥 山 壽 雄
LCIF国際委員・地区コーディネーターとして
ライオンズクラブに席を置いている皆さんは、「LCIF」という言葉はよく耳にされていると思います。でも本当に皆さんが「LCIF」について、クラブの中で議論し、理解しているでしょうか。
ただ漠然と「ライオンズクラブ国際協会とつながる財団で、献金を集める所」程度の認識しかないのではないでしょうか。また一部には「何に使われているか分からない」との声もあります。
もう一度「LCIF」について各クラブで勉強して見て下さい。各クラブにLCIF担当委員を設置し常日頃から情報の提供等に努めて下さい。
ライオンズクラブ国際協会とライオンズクラブ国際財団は車の両輪であり、どちらか片側では成り立たないのです。
★賛成する権利と反対する権利
LCIF活動について、クラブ会長、幹事役員は参加しない人の権利を認めると同時に参加する人のサポートをする義務があります。
20人の会員がいたら全員がLCIFに反対ではないと思います。この時、皆が反対するからといって、クラブがLCIF活動をやめて良いでしようか。一人でも二人でもLCIFに参加する人がいたらその権利行使の為に積極的に支援するべきではないでしょうか。
役員や理事会や声の大きい人が賛成しないからと言って、賛成者の権利まで奪うことが有って良いのでしょうか。クラブはLCIF普及に積極的にかかわって、強制的ではなく賛同する会員の意思を尊重して、それをサポートをすべきではないでしようか。
85クラブの各クラブの中には必ず一人や二人はLCIFに参加したいと思っていると考えます。其のことを実践するのがクラブ役員の使命で、反対者だけの主張で賛同者の権利を奪うことはできないと考えます。反対者の権利を認めるということは賛成者の権利も認めて積極的にLCIFに参加する事を支援するのがクラブ役員の役目です。
全員に参加してくれとは言いません、しかし参加したいと言う人の為には積極的に支援して下さい。たとえ一人であっても。これがあって初めてクラブの融和が図られるものと考えます。
自分達のクラブでLCIFに参加出来るシステムを作って下さい。参加しないと言う権利を認めると同時に参加する人の権利をも認めてLCIF委員会を作って活動して下さい。
LCIFの活動・結果報告等は色々なところで報告されているので省略しますが、今回の宮城県の大雨災害時には旭川で国際会長公式訪問の最中でしたが現地のガバナーが国際会長に支援の要請をし、その場でLCIFに対応のお願いをしていました。
物事全てが完ぺきではありません、しかしその中から何をしなければならないかを自分達個々の頭で考えて実行に移してください。大きな声や権力にかき消されて、小さな声、会員一人一人の権利が無視される事がないように努力して下さい。
クラブ運営の中で、賛成、反対の議論は必ず起きてきます、しかしその時に、一人の反対者、一人の賛成者に対してもその人たちの意見を認める事を忘れないでください。そこから新しい考え方を生み出して、先に進んでください。
★今期の目標
※85全クラブが最低でも一人以上の20ドル献金を実施する。
★最終的目標
※各クラブ1000ドル献金一名以上、20ドル献金全員を目指す。
※毎年継続して実施できる仕組みを考え出す。
詳しい資料は下記URLから閲覧出来ます
http://prt.nu/2/navi