考えさせられました

土曜日、知床のホテル○こぶ○の創業50周年記念式典で演奏してきました。
ホテル内の土産店で、尺八置き台の材料に鹿の角を買った時の店主との会話。

こうざん「テレビで知床の鹿が随分増えていると言ってますね。」
店主「いや、あれは、世界遺産にするために宣伝文句として言ってるだけ。
   私は、毎年オス鹿が落とす角を探しに山を歩いているけど、随分、
   減っているよ。」
こうざん「ここに掛かっているタイタックは鹿の角の根っこで作っている
   ようですが、あまり太くないですね。私が随分前に外の店で買った
   のは、大きかったですよ。このくらい。」
店主「それは、10年くらい生きている鹿の角だったんでしょ。
   今はね、8年くらいが精一杯。山には食うものが少なくなっている
   んですよ。」

木が削られ、道が分断され、知床峠に行く途中の鹿たちは、道端に生え始めた草を食んでいた。傷ついたものもいる。キタキツネは車にはねられたのか、後ろ足が短く、可愛そうな格好で道を横断していた。

店主が付け加えた。
「山を回っていて気がつくのは、オス鹿が少なくなっているんだよ。
 このままじゃ、減る一方だね。」

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emina 道新支局
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