日韓交流会大成功
8月1日、韓国の高校生25名が遠軽町を訪ねてきました。
昨年、道内から9名のInterActクラブ所属の高校生が韓国を訪ねたのをきっかけに、今年は遠軽ロータリークラブの人たちの主催で日韓の交流会を実施いたしました。
私達も食事中のBGMとしての演奏と、交流タイム時の歌声伴奏でシャクルートによる「アリラン」とCDバックに「君は愛されるため生まれた」を歌い演奏しました。日本の高校生も韓国の高校生も大きな声で合唱してくれました。ロータリークラブの参加者も歌の輪に加わり、音楽の素晴らしさを味わっていました。
韓国の出し物は、男子生徒3名によるダンスと女子生徒22名によるタンソーという(リコーダーのような)伝統楽器による「アリラン」とチャングムのテーマ音楽を演奏し、彼女達が振り付けし作曲したという「この世を良くしよう」という意味のダンスを歌いながら披露してくれました。
言葉の壁を乗り越え、音楽は人々の気持ちを一つにしてくれました。 <こうざん記>
演奏会のお知らせ
◎第35回 谷藤紅山・瓔山 笛吹きコンサート
・と き 8月5日(土) 午後7時
・ところ 積丹町幌武意 アクアキャット幌武意ダイビングキャンプ
・39年前の教え子が積丹半島幌武意でダイビングスクール
を経営しています。一度は訪ねてみたいと思っていたところ
声をかけてくれました。色々な笛の音を日本海に響かせます。
◎平成18年度市民芸術祭 市民劇場サニム「和のひびき 鼓動」
・と き 8月27日(日) 午後1時
・ところ 北見市芸術文化ホール 中ホール
・新北見市内の太鼓のグループ6団体を一堂に会し、様々な舞台を
繰り広げます。我々も委嘱作品でオリジナル新曲「雪女幻想」を持
って参加します。篠笛から尺八に持ち替え、琵琶と太鼓も加えて、
日本舞踊を振付けます。この編成では初演。
吉川です
韓国の高校生達が今朝8時に、ホームスティ先の家族20人と稚内や
釧路などから駆けつけた日本の高校生6人に見送られて元気に帰って
行きました。
31日の午後から終始行動を共にしてきた高校生の中には互いに抱き
合っての涙の別れもありました。
手を振りながらバスを追いかける姿にも感動させられました。
今回の企てが日韓両国の友好親善をささやかでも前進させ、ひいては
国際平和に貢献することになれば苦労した甲斐があったことになるで
しょう。
谷藤先生ご夫妻にはたいへんお世話になりました。
すばらしい先生の演奏、歌、そして巧みなリードがみんなを歌に参加
させこの交流会を価値の高いものにして下さいました。
会場の外で韓国の生徒が笛を練習しているところにギターを抱えて
すーっと入ってゆかれた場面がありましたが、国境を簡単に越えてゆ
く音楽っていいなーとも思いました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
吉川さんのご尽力大!!
吉川さんが仰られるように、このような日韓両国の交流が、さらに輪を広げ、
多くの国と結び合えて、国際平和に貢献できるようになることを祈りたいです。
私も音楽を通して、それを実現していく所存です。
ニューヨークで、トルコで、そしてサンディエゴで、私の作曲した「片足鳥居との
語らい」や「森と湖のはざまで」等を演奏し、平和や自然環境を守ることを
訴えてきました。詳しくは、私のHPに写真入で紹介しています。
今回のように高校生を中心に据えて交流を実現させたことは、今後、大きな
飛躍を期待でき、希望がもてると確信いたします。
私達も皆さんの今回の事業に微力を尽くせたことを誇りに思います。
何よりも吉川さんの献身的な継続的なお骨折りが、このような素晴らしい結果
をもたらすことになったと思います。そのご尽力に心から敬意を表し、今後の
御活躍を期待いたします。
先ずは、ゆっくり休養してください。 谷藤紅山・瓔山
積丹ブルーの浜辺で笛吹きコンサート
8月5、6日と、後志支庁島牧時代の51歳の教え子が、積丹でダイビングスクールのインストラクター兼社長として頑張っており、いつかその仕事場を見てほしいと言われていたので、ようやく家内と運転を交替しながら行って参りました。
積丹ブルーの海でイカ釣りを楽しみ、彼の運転するボートで海から半島の様々な岩の美しさ、そして何より汚れのない海の美しさ、自然美を堪能させてもらいました。
食事後は彼と彼を支援してくれているスタッフのためにコンサートをやらせてもらおうと思っていたのですが、彼の友人である漁師さんや他の民宿に泊まっている人たちに声をかけて、涼しい浜辺から吹き付ける風を感じながら笛吹きコンサートをやってきました。詳細は、私のHP「談話室へどうぞ」のNo.259の記事を御覧下さい。
どうぞダイビングに関心のある方は、訪ねてみてください。積丹町幌武意漁港、マッカ岬にある“AQUA CAT”という素敵なところです。HPURL:http://www.aquacat.co.jp/f_index.htm
新作発表!!
◎平成18年度市民芸術祭 市民劇場サニム「和のひびき 鼓動」
・と き 8月27日(日) 午後1時
・ところ 北見市芸術文化ホール 中ホール
・新北見市内の太鼓のグループ6団体を一堂に会し、様々な舞台を
繰り広げます。我々も委嘱作品でオリジナル新曲「雪女幻想」を持
って参加します。当日のフィナーレとして演奏されます。
原作は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)ですが、英文で読み直して
イメージを創り、作曲したものです。
・篠笛・尺八・琵琶・和太鼓合奏曲「雪女幻想」
2006.2.20作曲 約12分
第1章:Adagio-Andante-Adagio
「茂作と巳之吉~木こりの唄 / 夜が更けて~渡し守の小屋で」
第2章:Allegretto 「吹雪そして雪女の情念を籠めて
/ 巳之吉、雪女との約束を破り」
第3章:Adagio 「お雪の悲しき別離に」
紅山は篠笛から尺八に持ち替え、田鶴子の琵琶と北見オホーツク
太鼓「青虎天真」代表の石崎恵美子さんの和太鼓を加え、さらに
北見市内在住吉川弥さんの日本舞踊を振付けます。この編成では初演。
私の実名・彌と略体ではありますが、同名の方と偶然、新作を発表で
きることを幸せに思います。照明・大道具等舞台スタッフは「劇団河
童」の代表扇谷夫妻の素晴らしいアイディアを駆使します。
お楽しみに!!