吉川です
韓国の高校生達が今朝8時に、ホームスティ先の家族20人と稚内や
釧路などから駆けつけた日本の高校生6人に見送られて元気に帰って
行きました。
31日の午後から終始行動を共にしてきた高校生の中には互いに抱き
合っての涙の別れもありました。
手を振りながらバスを追いかける姿にも感動させられました。
今回の企てが日韓両国の友好親善をささやかでも前進させ、ひいては
国際平和に貢献することになれば苦労した甲斐があったことになるで
しょう。
谷藤先生ご夫妻にはたいへんお世話になりました。
すばらしい先生の演奏、歌、そして巧みなリードがみんなを歌に参加
させこの交流会を価値の高いものにして下さいました。
会場の外で韓国の生徒が笛を練習しているところにギターを抱えて
すーっと入ってゆかれた場面がありましたが、国境を簡単に越えてゆ
く音楽っていいなーとも思いました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
演奏会のお知らせ
◎第35回 谷藤紅山・瓔山 笛吹きコンサート
・と き 8月5日(土) 午後7時
・ところ 積丹町幌武意 アクアキャット幌武意ダイビングキャンプ
・39年前の教え子が積丹半島幌武意でダイビングスクール
を経営しています。一度は訪ねてみたいと思っていたところ
声をかけてくれました。色々な笛の音を日本海に響かせます。
◎平成18年度市民芸術祭 市民劇場サニム「和のひびき 鼓動」
・と き 8月27日(日) 午後1時
・ところ 北見市芸術文化ホール 中ホール
・新北見市内の太鼓のグループ6団体を一堂に会し、様々な舞台を
繰り広げます。我々も委嘱作品でオリジナル新曲「雪女幻想」を持
って参加します。篠笛から尺八に持ち替え、琵琶と太鼓も加えて、
日本舞踊を振付けます。この編成では初演。
日韓交流会大成功
8月1日、韓国の高校生25名が遠軽町を訪ねてきました。
昨年、道内から9名のInterActクラブ所属の高校生が韓国を訪ねたのをきっかけに、今年は遠軽ロータリークラブの人たちの主催で日韓の交流会を実施いたしました。
私達も食事中のBGMとしての演奏と、交流タイム時の歌声伴奏でシャクルートによる「アリラン」とCDバックに「君は愛されるため生まれた」を歌い演奏しました。日本の高校生も韓国の高校生も大きな声で合唱してくれました。ロータリークラブの参加者も歌の輪に加わり、音楽の素晴らしさを味わっていました。
韓国の出し物は、男子生徒3名によるダンスと女子生徒22名によるタンソーという(リコーダーのような)伝統楽器による「アリラン」とチャングムのテーマ音楽を演奏し、彼女達が振り付けし作曲したという「この世を良くしよう」という意味のダンスを歌いながら披露してくれました。
言葉の壁を乗り越え、音楽は人々の気持ちを一つにしてくれました。 <こうざん記>